ハラダ歯科医院ブログ

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2016.03.15更新

こんちには。(。u艸u。)ハラダ歯科医院です。

アマルガムってご存知ですか?日本の歯科治療の主流は1990年ごろまでアマルガム充填でした。アマルガムは「歯科用水銀アマルガム」の略で水銀50%の歯科用の材料で虫歯をとった後に歯につめるものです。材料が安く入り、治療への応用が簡単で治療費も安いので、米国での使用が一般化し、健康保険の適用材料として認定され日本でも広く使用されてきました。 特徴として、鉛色に近い銀色の金属です。

近年ではアマルガムの使用は減少しています。安全性を疑問視する声があがっていて水銀は人体にとって、非常に毒性の強い、液体である唯一の重金属で毒物と指定されています。この歯科金属のために、原因不明の病気に悩まされ、病院通いを余儀なくされている多くの方々がいるといわれています。健康を害する可能性のある疑わしい材料なので除去してつめかえる事をおすすめします。アマルガムはお口の中で劣化し、腐食しやすい傾向があるため、人体に影響を及ぼすおそれがあります。アトピーのような皮膚の炎症や、手のひらや足の裏などに掌蹠膿疱症という水泡状の湿疹が繰り返しあらわれたりします。それから、蒸発した水銀の蒸気を吸い込むと、すぐに組織の中に吸収されて細胞膜を通って拡散してしまいます。水銀は、人体に有害な物質の中でも神経毒性の強い物質です。全身にあらわれるさまざまな不快な症状、感覚異常・不眠・神経的なイライラ・頭痛・めまい・アレルギー・原因不明の痛み等―は、もしかしたらお口の中のアマルガムのせいなのかもしれません。また、子供を希望する女性や妊産婦の方にとっては、アマルガムはさらなる危険を秘めているといえます。水銀のために妊娠しにくくなるという報告があるうえに、水銀が胎児や母乳にまで届く怖れがあるというのです。事実、1998年4月、イギリス厚生省は妊婦にアマルガムの詰め物をしないように警告を発しました。医療先進国のスウェーデンでも、1987年に政府が同様の発表をしています。

近年の歯科治療では使われなくなってきたアマルガムですが、過去に治療を行った際に使われたアマルガムがまだお口の中に残っているかもしれません。

ハラダ歯科医院では問診、各種口腔内検査・診査を行い、口腔内のアマルガム充填物の有無と過去の治療部位に2次カリエス等の歯科疾患が存在するかどうかを確認致します。
その後、診療方針を確認した上で、必要に応じた治療を行います。

アマルガムの特徴

色 :光沢がない、黒い、さびている

部位:前歯のうら側、奥歯の側面、咬み合わせ
範囲:小さい、直線的でない、かたまりのよう



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投稿者: ハラダ歯科医院

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